子どもにとっての遊びとは主体的な活動であり、脳の働きが活発化し、多くの学びを吸収します。
ひかり泉こども園では、子どもが興味の赴くままに遊びに向かえるよう、
学びの機会を助長する様々な遊び道具を揃えています。
保育室の環境配置
1
机上遊び
スペース(カードゲーム・パズル等)
2
構成遊び
スペース(カプラ・ブロック・乗り物 等)
3
描画・工作
スペース
4
役割遊び
スペース(キッチン・人形 等)
5
絵本・休息スペース
1
机上遊びスペース
机上遊びは、紐通しやパズルなど手先を使うような練習遊びや、ルールのあるゲーム遊びなど、より細かい遊びに集中できるような遊び道具を用意しています。乳児期から微細運動を繰り返すことで、生活で必要となる目と手が協働する力が自然と養われていきます。また、ゲームを通して子ども一人ひとりの個性が見えたり、ルールを守ろうとする規範意識も培われていきます。
2
構成遊びスペース
構成遊びスペースには色や形、材質の違う様々なブロックや積み木を用意しています。一人で黙々と集中して遊ぶだけではなく、複数人で話し合いながら協力して何かを創作していく姿が構成遊びの空間では見ることができます。協同で遊ぶ中で自分の思い通りにいかないことやトラブルが起こることもありますが、その問題をどう解決していくかを、遊びを通して経験していきます。構成遊びによって、協同性や想像力を育み、何より誰かと一緒に創る面白さを経験してほしいと考えています。
3
描画・工作スペース
描画・工作スペースでは、クレヨン・色鉛筆・ハサミ・画用紙・ノリ・折り紙・木の枝・葉っぱ・どんぐりなど、様々な色や材質の異なる物・道具を用意しています。その中から、子どもたちは好きな時に好きな物を使って描画や工作をして自分の思いを表現します。
4
役割遊びスペース
役割遊びとは日常生活において子ども達が目にしていること、体験したことを思い浮かべて自分ではない誰かの役割を演じて遊びます。誰かになりきり真似をする、いわゆる「ごっこ遊び」です。想像力や、社会性、言語能力を高めるなど、子ども達が成長する上でとても重要な遊びです。
5
絵本・休息スペース
友だちから少し離れて一人で絵本の世界に没頭する、何人かで気になったことや興味のあることを図鑑で調べる、そういったことができるスペースです。本棚には様々なジャンルの絵本や図鑑があり、いつでも手に取ることができます。また、本を読むだけでなく、時には遊びから離れて、ホッと一息つけるスペースとしても重要な役割を持っています。
例えば、「どんな乗り物があるのかな?」「それぞれどんな違いがあるだろう?」「共通する特徴の乗り物に分類してみる」「実際の乗り物を見学する」と言ったように、身の周りの環境を知り、いろいろな事柄に興味・関心を持ち、それらについて自分の心で感じ、深く考え知ることができる活動を行っています。また、自分の考えや意見を言う場面を設けることによって、言葉にして伝えることの大切さや難しさを経験すると同時に、
周りの子の意見を聞くことや、尊重することの大切さを学んでいきます。
乳幼児期には特定の大人との愛着をベースとして信頼関係を築くことが子どもの心身の成長に大きく関わります。
ひかり泉こども園は、一斉保育ではなく、子どもの発達段階や情緒や心理、遊びの興味など保育者が
しっかり把握した上で、安心して遊べるように保育者が支える保育を行っています。
生活習慣が変化し利便性が向上した現代では、これまで生活の中で当たり前に使っていた体の機能や動きが失われつつあります。例えば、食事の場面で姿勢が悪く落ち着いて座っていられない、体がふにゃっとしてまっすぐ立っていられない、しゃがむことができず和式トイレを使えないといったことです。毎日体操は、どこを動かすのかを明確にした運動により、体幹の強化を促します。子どもたちが楽しみながら自然と鍛えられていくのが、毎日体操の特徴です。子どもの運動発達だけではなく、一人ひとりの個性や特徴、得意なこと苦手なことを把握している担当保育者が毎日体操を行うことで、情緒面の成長も大切にしています。
わらべうたは、言葉のおもしろさや響きの美しさ、リズムの楽しさがあり、子どもは五感を通して感じ取ります。乳児期に大人と一対一でたっぷりわらべうたを歌ってもらうことは子どもの心を豊かにし、心の安定にもつながっていきます。また、動き(運動刺激)を伴うので、自分の身体を知ることや発達にもつながります。そして、幼児期になると社会性を養う集団遊びへと発展していきます。
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